山口ロータリークラブ(RC)がブラジル山口県人会(要田武会長)を通じて、救済会「憩の園」と託児所「ジラソル」に日本米や生活用品を寄付する贈呈式が、29日にサンパウロ市の同県人会館で行われた。
ジラソルには台所洗剤12リットル、漂白剤12リットル、粉石けん140キロ、液体洗剤20リットルが贈られた。代表者の和田アンナさんと遠藤オズワルドさんは「日本の支援があるのはとても幸せで、ありがたい」と感謝を述べた。
日本米600キロが贈られた憩の園の佐藤直会長は「入居者も日本米をとても喜ぶ。こういった寄付があるのは本当にうれしい」と語った。
寄贈品は2団体の希望を聞き、ロータリークラブによる10万円の寄付で購入されたもの。
要田会長は「長い間続いている大事な寄付。今はどこの慈善団体も経営が苦しいので、喜んでもらえた」とコメントを寄せた。
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