ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の6月度代表者会議が先月29日、サンパウロ市の文協ビル内の県連会議室で行われた。
5月度会計報告では17万4370レアルの収入、22万6646レの支出。ただし支出のうち、7万4011レは今月開催の「第20回日本祭り」会場費の前払い金で、6月度をもって支払いが終了する。
「第20回日本祭り」全体の収支については、20万7レの赤字の見通しで、当日チケットの売り上げに左右されるという。また、来年の「第21回日本祭り」の予算案が報告され、収入、支出共に419万6千レで、出席者の賛成多数で承認された。支出は今年の約1・2倍の金額で、来年は移民110周年の節目であることや、使用する会場面積を今年の4万1千平米から5千平米増やすことを見越した。
来年の『第48回移民のふるさと巡り』についてJTBグループの旅行代理店クイックリートラベル株式会社の元好進氏と大城エステラ氏から説明された。行き先は米国ハワイで、来年3月7日から14日の予定。
来年はハワイ移民150周年とブラジル移民110周年の節目の年で、国を超えた日系社会の交流が大きな目玉。ハワイ州は140万人の人口のうち30万人が日系人で、21の県人会が存在するという。また、現地で9日から11日に開催される「第24回ホノルルフェスティバル」において、日本各地の祭りをはじめ、文化・芸能並びに武道・スポーツ、手芸などが楽しめる。
最後に山田会長から定款の改定が提議され、賛成多数で承認された。改定後は税金を免除し、福祉団体への支援に充てるためにルアネー法などの申請を進める予定だという。
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