駐在員夫人らを中心にした「ブラジルを知る会」(清水裕美会長)が20周年を迎えるにあたり、28日と8月23日に『20周年記念企画』を行うことになった。
28日の記念企画第1弾は午前11時半から、ブラジル商工会議所の会議室(Av. Paulista, 475, 13階)で行われる講演会「アマゾンの今」。NPO法人「熱帯森林保護団体」代表の南研子さん、フリーランスジャーナリストの下郷さとみさんを招待し、アマゾン熱帯雨林の現状やインディオについて最新情報を語ってもらう。
8月23日の第2弾は午前10時からブラジル日本移民史料館(Rua Sao Joaquim, 381, 7階)で「日本移民史料館内ガイドツアー」を行う。清水会長がガイドを務め、終了後には会員が日系農業の変遷などについて特別レクチャーを行う。
清水会長らは「20周年を機に一般向きに活動を発信する。ぜひご参加ください」と来場を呼びかけた。どちらも参加費20レ、人数制限があるため事前に参加登録が必要。参加申し込み、問い合わせは同会(brasil.shirukai@gmail.com)まで。第1弾に参加希望する場合は件名を「アマゾン講演会」、第2弾の場合は「移民ガイドツアー」と記載すること。
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「ブラジルを知る会」では来期(21期)の会員も募集予定。1年に1回会員を募集するため、毎年4月から募集を始めているそう。清水会長は「『自分達が知りたいことを知る作業がとても楽しい』と会員から好評です」と薦める。今年入会した20期の上沼真実さんは、「ブラジルを知ることで、旅行先や生活の中で、建築物や文化の歴史などについて気付くことが多くなり嬉しい」と語った。入会希望者は記事の問い合わせ先まで。