ロドリゴ・ジャノー検察庁長官は、本面でも報じている講演会で、JBSのジョエズレイ・バチスタ氏に関する話も行った。それによると、ジョエズレイ氏がデラソンの依頼を持ちかけてきた際は「企業救済目当てのものだと思い、信用していなかった」ものの、他の企業関係者と違い、録音の証拠があったために注目したという。さらに同長官はジョエズレイ氏を「この国のニューヨークで裕福な暮らしをしている人」と呼ぶ一方、「罪を犯している人が野放しになっているのを見ていい気持ちがする人はいないだろう」と、複雑な心境も同時に吐露した。ジョエズレイ氏の保護状態はいつまで続くことになるか。
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現在、ラヴァ・ジャット作戦に絡んで自宅軟禁中の、かつてのブラジル一の大富豪エイケ・バチスタ氏が17日、4月以来、初めて公衆の前に姿を現した。元PMDBロビイストのルシオ・フナロ被告の弁護側の証人として喚問されたためだが、公判に表れたエイケ氏が僧侶のように剃髪していた姿が話題を呼んだ。同氏は逮捕時に丸刈り姿で頭頂部の薄さを露呈し、カツラ疑惑を話題にされていた。ここ数日の急な冷え込みがこたえなければ良いが。
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昨日から急激に冷え込みが厳しくなったが、こういうときにも休まず行われるのがサッカーの全国選手権。今日、サンパウロ州4強は全チーム、試合を行う。サンパウロ市内ではサンパウロが、最低気温7度の寒空の中を本拠地モルンビでヴァスコ・ダ・ガマと対戦。首位コリンチャンスは、より寒さの厳しいサンタカタリーナ州でアヴァイと対戦だ。
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