27日夜、バルセロナFCの練習中、ネイマールが同僚のネルソン・セメド選手と喧嘩をする一幕を見せ、世界的に話題を呼んだ。
インターナショナル・チャンピオンズ・カップのためにアメリカはマイアミに来ていたバルサで、ネイマールが一騒動起こした。
その発端は、ゲームを想定した練習中に、ディフェンダーのセメドがネイマールに強いタックルを行なってきたことだった。
これに対しネイマールが「怪我でもしたらどうするんだ」とばかりにセメドにつかみかかろうとした。
さいわい、傍にいたセルヒオ・ブスケツがネイマールの身体を押さえたために、殴り合いになるような喧嘩は免れた。
だが、腹の虫がおさまらないネイマールは、監督も見ている中だというのに、練習着を床に投げつけた上、目の前にあったボール2個を腹立たしげに蹴飛ばしながら、練習場から出て行ってしまった。
この時の様子を録画したビデオは複数のメディアやフェイスブックなどで報じられ、すぐさま世界中に広がった。送信者の中にはかのリオネル・メッシもいたことで、さらに広まった。
セメドはポルトガルのベンフィカから移籍したばかりのポルトガル人で、ネイマールより一歳年下の若い選手だ。
ネイマールは試合中の相手からのラフプレーにいらだちやすく、チーム内でも気持ちに余裕がないときにチームメイトと言い合いになるなどの姿が見られていた。
ネイマールは現在、フランスのPSGへの移籍話が取り沙汰されており、その決断をめぐり、マスコミの報道が過熱している最中だけに、なおのこと、衆目を集める行為となった。(28日付Veja誌サイト、G1サイトなどより)
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