1957年9月7日サントス港着、オランダ船「ルイス号」の同船者会が9月10日午前11時から、サンパウロ市の岩手県人会館(Rua Thomaz Gonzaga, 95-M)で開催される。会費は80レ。
同船者会の発起人は豊田豊さん、追田空海雄さん、千田曠暁さん、青島翠さん、畑耕勝さん、高木正親さんの6人。
同船者には「工場ぐるみ移住」と呼ばれた東海ミシンの技術者17人、西澤特殊ミシンの技術者10人などを含めた約320人がいる。今まで節目節目にしか同船者会を実施しておらず、「80歳前後がかなりいる。もしかして最後かも」と来社した豊田さん、千田さん、追田さんは顔を見合わせた。
豊田さんは「60周年を迎え、なんとしてもブラジル各地に散らばる同船者に集まって欲しい」と参加を呼びかけた。問い合わせは岩手県人会(11・3207・2383)まで。