沖縄県人会(島袋栄喜会長)と沖縄文化センターが共催する『第30回沖縄郷土祭り・ミス琉装』が、先月30日、サンパウロ市ジアデマ区の同センターで開催された。
同県人会の各地区支部や芸能団体からの推薦により選出された25人が出場し、熱い注目を集めたミス琉装。厳しい審査を勝ち抜き、サンタクララ支部代表のアマンダ・キミエ・ラメラ・ヒガさんが美の頂点に輝いた。
1988年の初代ミス流装のジーナ・リエ・クニヨシさんからティアラが贈られ、今年10月に開催される「那覇祭り」への参加のため、6泊7日での沖縄への往復券が贈呈された。
式典では、ミウトン・サダオ・ウエハラ実行委員長が、「政治経済の危機のなか、開催に向けた努力を惜しまなかった」として、後援企業やジアデマ市に対し、謝意を滲ませた。
島袋会長は30年の軌跡を振り返り、沖縄県系人でもある呉屋春美文協会長や与儀昭雄援協会長は、沖縄文化伝承のための同祭の重要性を強調し、開催にあたり尽力した人々に対し、その功績を称えた。
なお、ミス琉装コンテストの結果は次の通り(敬称略)。
【ミス流装】アマンダ・キミエ・ラメラ・ヒガ(サンタクララ支部)、【第一プリンセーザ】ミシェリ・アカミネ(サンマテウス支部)、【第二プリンセーザ】ハファエラ・フッシ・アラシロ(イピランガ支部)、【ミス・シンパチア】クラウジア・ナミエ・ハタノ・カナシロ(ペーニャ支部)
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