「戦争の記憶を忘れぬために」―。ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は、『終戦記念日映画上映会』を15日午前10時から同センター(Rua Tamandare, 800)で行う。入場無料。
上映されるのは戦争を描いた2作品。『日本でいちばん長い日』(2015年、原田眞人監督)と『最後の特攻隊』(1970年、佐藤純彌監督)だ。ポ語字幕あり。
前者は、御前会議で聖断が下されてから玉音放送が国民に届くまでの一日に、戦争終結のため命をかけた男たちの物語を描いた作品。後者は終戦の報を知りながら特攻機で自決した宗方大尉を描いた感動の作品だ。
映画を挟んで、昼食には婦人会手製の「海軍カレー」も振舞われる。案内に訪れた村上佳和副会長、日野寛幸さんは、「戦争を二度と繰り返さないためには、何が起きたのかを忘れてはいけない。平和を考える一日になれば」と来場を呼びかけている。
タグ:県人会