昨年10月に靖國神社(所在地=東京)からの委嘱を受けて正式発足したブラジルサンパウロ靖國講(浜口イネス晴海講元)。発足後、初めてとなる『慰霊祭』が26日午後2時から、滋賀県人会館(Rua Braz Cubas, 415, Aclimacao)で行なわれる。入場無料。
方針の違いにより、靖國・ド・ブラジルから昨年に独立した同講。だが同会は、1954年に発足したサンパウロ靖国講を前身とする組織。浜口さんは、最初の同講で講元を務めた祖父・松原卯之助さん、父・寿一さんから引継ぎ、活動を続けてきた長い歴史がある。
慰霊祭は上妻博彦神主により、日ポ両語で行われる。研修旅行で靖國神社を参拝する松柏・大志万学園の生徒や卒業生も参加する予定だ。
来社した一行は「靖國の英霊に祈りを捧げたい。ぜひ家族の方々と一緒に足を運んでもらえれば」と呼びかけている。