昨日付本欄で報じた、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長がブラジル北東部へ出向いてばかりで、サンパウロ市内での道路、公園、信号などの整備に対応しないとのアゴラ紙の皮肉に対し、ドリア市長が返答した。同市長は「私は1日に16時間でも18時間でも働く。疑うなら一緒に行動してみてもいいよ」と語った。さらに国内外へ出向くことに関しては、「民営化事業に携わる企業の人が出向けない場合は私が行く」との見解を示した。ドリア市長は17日に、北東部からサンパウロ市に戻った後、同じく働き者の実業家というイメージの強いSBT局社主の名物司会者、シウヴィオ・サントスとの会合も行った。この2人の会話なら実業界的にも気になる話か。
◎
ここ数日は雨模様で気温も低下中のサンパウロ州。まだ8月ということで霧雨状態が目立ち、降水量が一気に増えないのがもどかしいところもあるが、それでも、サンパウロ州の主要水系では現時点で、月間平均降水量の50%から70、80%は降っている。7月はカラカラ天気で各水系の水位が落ちたため、雨は可能なだけ降ってほしいが、幸いなことに雨模様の天気は週末まで続くとのこと。現在、カンタレイラは60%、アウト・チエテは55%をやや切る水位だが、もう少し上がってほしい。
◎
先週の日曜日に、PSGの選手としてフランス・リーグでデビューしたネイマールが、明日20日はいよいよ本拠地パルク・デ・プランスで、パリ市民の前での初の試合、対トゥールーズ戦に登場となる。この試合は午後4時よりスポーツ専門のESPN局で放送の予定だが、今年はテレビでのPSG戦中継が増えそうだ。