台湾の台北で開催されている第29回夏季ユニバーシアードの柔道の部で、ブラジル人選手がメダルを4個獲得した。
22日にメダルを獲得したのは、女子52キロ級のエレウジス・ヴァレンチン(銀)と、同57キロ以下級のタミーレス・クルーデ(銅)だ。
エレウジスの決勝の相手は日本の立川莉奈。エレウジスは一本をとられて敗れたが、「世界レベルの大会で、同等の戦いが出来、五輪に向けた第一歩を踏み出せた。金は取れなかったけど、満足して眠れる」と語った。
タミーレスは、「決してよい出来ではなかったし、最初の4分間はほとんど何も出来なかった。でも、相手の方がポイントが先行していたのに、ゴールデンスコアに入ってからは自分の流れになり、技有りがとれた」と感動の面持ちで語った。タミーレスの相手は、イタリア人のアナ・リゲッチだった。
エレウジスはサンパウロ州のパウリスターナ大学(Unip)の体育学科の学生で、2015年の大会にも出場したが、メダル獲得は初めてだ。
タミーレスはエスターシオ・デ・サー大学で経営学を学んでいる。
台北でのユニバーシアードは19日から30日まで開催されており、1万人を超える選手達が21の種目で技を競っている。ブラジルからの選手は、リオ五輪にも参加した19人で、14種目に参加している。
柔道では、21日も、女子70キロ以下級で、バルバラ・チモが金メダルを獲得。男子の81キロ以下級では、ヴィニシウス・パニニが銅目誰ウを獲得した。
柔道以外では、男子の水泳50メートル、バタフライで、エンリケ・マルチンスが銅メダルを確保した。
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