『ブラジル岐阜県人会便り』312号が8月に発行された。長野県が長寿県である理由として、「働いている高齢者(特に農業者)が多い」「標高が1千メートル上がると男性は2歳長生きする」「自分たちの健康は自分たちで守るという意識が強い」「公民館活動が活発で生涯学習に力をいれている」などと説明されている。だから《標高が高い土地で植物を育て、よく働き、生涯学習を一緒にできる仲間やご近所を持ち、多少の体調不良では病院に行かず薬も飲まず、「自分の健康は自分で守る」をモットーに生きている人が健康で長生き》とまとめられている。サンパウロ市近郊(標高約800メートル)で農業をやり、最寄の日系団体の活動に活発に参加し、自己流の健康術を研究実践している人は、結構この条件に近いかも?