26日午前10時20分頃、サンパウロ市内で広域停電が発生し、13分間、電気が消えた状態となった。それはパウリスタ電力公社の変電所のひとつで異常が発生したためだ。公社によると、最も影響を受けたのは、同市西部のラッパやピニェイロス、ブタンタンだが、南部のブルックリンやサントアマーロ、北部のトゥクルヴィ、大サンパウロ市圏のオザスコやサントアンドレでも電気が消えたという。これにより、サンパウロ市地下鉄の1号線と2号線、CPTMの7~11号線の運行が一時的に止まり、サンパウロ市民60万人に被害が出た。幸いにして停電は長引かず、被害は比較的少なくて済んだが、いずれにせよ人騒がせだ。
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電力消費の時代的な変化に伴い、「不要論」も囁かれ、行方が注目されていた「夏時間」だが、とりあえず、今年は10月15日から行われることが正式に決まった。アンケート調査を行うには時間が足りないのか、今年は継続が決まったが、来年以降に関しては、連邦政府がこれから決めるとのことだ。ちなみに今回の夏時間終了は来年の2月17日。ブラジル南部、南東部、中西部では長年の習慣となっており、なくなるとそれなりに違和感を覚えそうだが。
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昨日と今日はサッカーの欧州チャンピオンズ・リーグのグループ・リーグ2試合目が行われる。ネイマールのPSGは今日、この大会屈指の好カードとされる、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンの試合が組まれている。足に軽い怪我をしたため、24日のフランスでの試合を欠場したネイマールだが、今日は果たして出場するか。