イボッピの最新世論調査によると、テメル政権を「良い/最良」と評価する国民は3%にまで落ち、「悪い/最悪」が77%に増えていることがわかった。このところ、国内総生産(GDP)は政治的混乱が続いている割に伸び続け、失業率も5カ月連続で減少と、評価できる要素も多々あるのだが、JBSショック後の不正告発など、政治腐敗」に対する国民の不信感が強いということか。ただ、現在下院で進んでいる大統領への告発受け入れ審議の結果、最高裁での審理が始まり、テメル氏が停職となっても、継承者の任期は限られたもので、現状でそうなる可能性は高くはない。国民はもやもやするだろうが、その気持ちは来年10月の選挙にぶつけるのみか。
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サンパウロ市のバスの車内で自慰行為をして3人の男性が逮捕されたことは昨日付本欄でも報じたが、29日付アゴラ紙によると、大サンパウロ市圏では今年に入ってから9月25日までに、バス、地下鉄、CPTMで猥褻行為を行って逮捕された人は388人にのぼるという。つまり、1日に1人以上は同種の事件で逮捕されていたことになる。これまでは、この手の事件に対する市民の意識が高くなかっただけだったのか。
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今日30日、サッカーの全国選手権で、クラシコ(伝統カード)のひとつ、パルメイラス対サントス戦がサンパウロ市のアリアンツ・パルケで行われる。市内でもっとも荒れるクラシコといえば、コリンチャンス対パルメイラスだが、今日対戦する2チームでも、ここ数年、ファン同士の抗争で死者が出る事件が起きている。くれぐれも無事を願いたい。
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