サンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレットで9日、セスナ機が民家に墜落し、乗っていた3人が死亡する事故が発生した。9日付現地紙サイトが報じている。
飛行機はこの日の正午過ぎに、同市ノルエガ街274番地の民家に墜落した。墜落場所が民家の中庭だったこともあり、民家の住民は全員、無事だった。機体の一部は、その中庭のプールの中に落ちた。
民間航空監督局(ANAC)の調べによると、この飛行機はマット・グロッソ州のタンガラー・ダ・セーラから飛び立ち、墜落現場から30メートルほど離れたプロフェソール・エリベウト・マノエル・レイノ空港に到着予定だった。
同空港によると、この飛行機は6日に同空港からマット・グロッソ州に発っており、今回は同州からの帰路だった。
墜落したのは米国のビーチ・エアクラフト社のPT―DDBという名前の飛行機だ。ANACの記録によれば、亡くなったのはカイケ・カシオナットさん、アリソン・リマ・ドス・サントス・ヴェルシアーノさん、ウイリアム・ライエス・サクルさんの3人だったという。
9日午後4時現在、3人の飛行目的や事故の原因については、何も判明していない。