沖縄県人会(島袋栄喜会長)主催の『第11回ウチナー芝居』が29日午後2時から、同県人会館(Rua Dr. Tomas de Lima, 72, Liberdade)で開催される。入場料30レアル。今年は母県からは10人の役者が出演する。
出演は琉球舞踊協会各道場、斉藤悟琉舞道場、ビラカロン支部など、沖縄の伝統文化を継承する各団体から約200人が出演。沖縄方言(ウチナーグチ)による喜劇、歌劇、琉球舞踊、民謡、太鼓など多彩な演目を披露する。
昨年沖縄で開催された「第6回世界のウチナーンチュ大会」で10月30日を「世界のウチナーンチュ」の日に制定したことを記念し、母県の芸能団から10人が出演。同大会の開会式で演出を手がけた平田大一(だいいち)さんが企画・構成・演出を手がける。
出演者のほとんどが2世、3世だが、流暢なウチナーグチで演じる。今回から初めてポ語の翻訳付き。翻訳がスクリーンに映し出される。沖縄ソバ、サーターアンダギーなど郷土食の販売もある。
案内のため来社した島袋会長、比嘉パウロ副会長、具志堅シゲ子実行委員長、池原昭子実行委員会理事は「例年満席になるうえに、今回は日本から素晴らしい芸能一団の皆さんが出演します。ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。
問合せは同県人会(11・3106・8823)まで。