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日伯友情交流絵画展、7日から=日伯芸術家23人が出品

江沢さん、山田委員長

江沢さん、山田委員長

 岐阜県人会(青山髙夫会長)と在聖総領事館の共催で『第13回日伯友情交流絵画展』が、11月7から16日まで(土日祝日を除く)、在聖総領事館(Av. Paulista, 854, Bela Vista)で開催される。入場無料。

 同展は作品の優劣を競うのでなく、絵を中心に様々な場面を提供することで日伯交流を後押しすることが目的。展示会には、その趣旨に賛同した日伯芸術家23人から抽象画や印象画、風景画などの作品が出展される。

 案内のため来社した山田彦次絵画展委員長と画家の江沢直子さんは、「絵は言葉を必要としない。その絵をじっくり見て頂き、どんな意味が込められ描かれているのかを各々の感性で味わってもらえれば。画家とも直接話ができる貴重な機会ですので、是非お越し下さい」と呼びかけた。

 開館時間は午前10時から午後5時まで。開会式は、6日午後5時半から行われる。問合せは同県人会(11・3209・8073)まで。

 

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 今年で13回目を迎えた絵画展。岐阜県人会の山田彦次顧問によれば、世代交代が進むなか、閉鎖的だった県人会活動にどのような形で広く参加してもらえるか試行錯誤するなかで、続いてきた事業の一つが同展だという。特色ある県人会活動を目指して、母県出身の陶芸家で人間国宝に認定されていた加藤卓男さんの陶芸品をサンパウロ美術館に寄贈するなど、藝術を通じて両国交流を深めてきた。また、領事館で開催することにより、それが画家の肩書きとなることで、制作活動を後押しすることを狙っているのだとも。後継者の少ない県人会も、他県人会の活動を参考に独自の県人会活動を再考してみては?