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援協=定期評議委員会=来年度事業計画と予算を承認

評議委員会の様子

評議委員会の様子

 日伯福祉援護協会(与儀昭雄会長)の『第8回定期評議委員会』とサンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)の『第14回定期評儀委員会』が先月28日、援協ビル神内ホールで行われ、18年度事業計画並びに予算が全会一致で承認された。
 午前9時半開始となった第8回定期評議委員会では、定員21人中、13人が出席。先月増築完成したスザノイペランジア・ホームについて、与儀会長は「赤字削減のためにも、50人まで収容可能となった施設にいかに入居して頂くかが今後の大仕事」と強調した。
 日伯福祉援護協会の事業計画として47万7千レ、予算として収支入合計766万2千レが承認された。
 午後11時開始となった第14回定期評議委員会では、定員53員中、30人が出席。与儀会長は、「政治経済の厳しい情勢のなかでも日伯友好病院は堅調に推移。サービスの質を下げることなくコストを削減してゆく」と語った。
 また、傘下老人施設についても「病院に過度に依存せず、赤字削減に向けた対策を立てるよう勉強してゆく」と語り、CEBAS(公益福祉団体の免税認可)の継続的取得について触れ、時局を打開してゆくとした。
 サンパウロ日伯援護協会の事業計画として、日伯友好病院の拡張や設備投資を含む9250万8千レ、支出入合計9億6687万4千レが承認された。
 なお、18年度事業計画並びに予算は、先月26日開催された定例役員会にて討議・承認された。役員会では、先月行われたリッファ贈呈式やスザノイペランジア・ホーム増築について報告があり、中田和夫運営委員長からは「一日一件のペースで問合せが来ている。宣伝を強化し、来年中には満杯を目指したい」と見通した。