本日付本頁で報じた新都市相候補のアレッシャンドレ・バウジー氏に、早速黒い噂が浮上している。20日付フォーリャ紙には、同氏は2011~12年頃に現地紙をにぎわせた連邦警察のモンテ・カルロ作戦の仕掛け人で賭博師のカルロス・カショエイラ被告と深いつながりがあり、犯罪にも関与していた疑いが持たれていたことが報じられている。バウジー氏は当時、ゴイアス州の商工局長をつとめていたが、カショエイラ氏と親しげに電話をしていた記録があり、議会調査委員会(CPI)で事情聴取を受けたこともある。ラヴァ・ジャット作戦が浸透した後でもこうした人事が平然と行われることが驚きだ。
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18日から3連休となったところも多かった週末、サンパウロ州は17日からの雨で肌寒く、曇天続きとなり、行楽的にはやや物足りないものになった。だが、その一方で雨量は増え、サンパウロ州の2大水系のカンタレイラ、アウト・チエテでは、今月の降水量が21日現在で120ミリ台と、一気に跳ね上がった。現在は、気圧配置の関係で雨が降りやすい状況で、今月はまだ降りそうな勢い。降ることのできる間に降るに越したことはない。
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今日午後9時45分から、サッカーのリベルタドーレス杯の決勝戦、グレミオ対ラヌース戦が行われる。グレミオにとっては22年ぶり3度目の、そして、ブラジル的には4年ぶりの南米一のタイトルがかかっている。今日の試合は本拠地のグレミオ・アリーナなので、できるだけ有利な状況で来週の敵地戦に臨みたい。試合の模様はグローボ局で生中継される。
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