サンパウロ市のリベルダーデ広場に、丸海グループの新店舗「MARUSO」(Praça da Liberdade, 276)が1日午前11時に開店した。日本のコンビニエンスストアを意識した同店舗。3階建てで、食品のほかに生活用品やおもちゃも販売。
開店式では丸海スーパーの大滝智生店長(48、新潟県)が日語で挨拶を述べた。「当店のオープンにつき、関係者の皆様に感謝したい。昨年はラーメン店モモを開き、近日中に喫茶店(斜め向い)も開店する。国内外からの観光客がリベルダーデ区をさらに気に入ってもらえるよう、これからも貢献したい」と終えると拍手が起きた。
次にMARUSO店長のタカクラ・マルセロさん(33、二世)がポ語で挨拶を述べた、丸海グループのジョニー・グオ代表らが鏡割り、招待客に日本酒を振る舞った。
式後に買い物を楽しんでいたミキ・サンドラさん(45、三世)と娘のガブリエラさん(10、四世)はかご一杯の商品を見せ、「日本からの輸入品もたくさんあるし、綺麗なお店。友達と一緒に来ても楽しそう。新しい観光地のようなお店になるのでは」と語った。
丸海グループの6店舗目となったMARUSOの開店時間は午前8時から午後8時まで。