【既報関連】国家電力庁(Aneel)は11月27日、12月の電気代の追徴率を11月の「赤旗2」から「赤旗1」に変更することを決めたと同日付G1サイトなどが報じた。
11月は100キロワット/時(kWh)あたり5レアルの追加料金が課されていたが、「赤旗1」への変更により、追加料金は100kWhあたり3レアルになる。
Aneelは今回の設定変更の理由を、「11月を通して各所の水力発電所ダムの水位に若干の改善が見られた」ためと説明している。
国内の水力発電所ダムの水位が下がると、水力発電による発電量が下がるため、火力発電所を稼動させざるを得ず、発電コストが上がる。
Aneelは水位の変化などを見て消費者に課す追加料金を算定し、「緑旗」、「黄旗」、「赤旗1」、「赤旗2」を毎月設定する。
10月からの追加料金は最大の「赤旗2」になっており、11月からは、「赤旗2」の追加料金自体を100kWhあたり3・5レアルから、5レアルに引き上げていた。
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