今年のクリスマス・イヴの天気は概ね、「雨が降る」と予想されていた。だが、当日はどんよりと曇ってはいたが、雨が降るところまではいかず、日付が変わる頃、至るところで大きな音で鳴らされた花火に水をさすことは無かった。ところが、翌25日は、24日と同じような曇り空だったのに、午後4時過ぎからサンパウロ州一帯で突如強い雨が降った。この頃はちょうど、休暇を過ごした先からサンパウロ市に車で戻ろうとしていた人も少なくなかったのでは。この後、元旦までの天気は、連日、雨が降りやすくなるとの予報が出ている。今月は例年より降水量が少ないので降ってほしいが、クリスマスのように読めない日が続くか。
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サンパウロ州政府が当初発表した予定だと、今頃はサンパウロ市地下鉄4号線の新駅イジエノポリス/マッケンジー駅が開通しているはずだが、まだその話は聞かない。11月や12月の時点での報道では、延期に延期を重ねてきた同駅も、「12月中には完成し、開通」とされていたのだが。今年9月に開通した5号線の新駅三つの開通時も似たような感じで、「まだかな~」と思った矢先に突然開通となった。サンパウロ市の地下鉄に関しては、市民側に相当な忍耐が求められる。
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ラヴァ・ジャット作戦がはじまり、セレソンが自国開催のW杯で惨敗を喫した2014年以降、毎年のように動乱の続いているブラジル。それから4年目の今年はまだ慌ただしいが、ようやく収束に向かいつつあるような予感も。大統領選のある来年後半はこの流れにも決着が着きそうな気がするが、さていかに。来年が良い年になればいいが。