年末の宝くじに希望を託すのはどこの国も同じようだが、この度、ブラジル名物の年末宝くじ「メガ・ダ・ヴィラーダ」で、同じ宝くじ売り場から1800万レアル相当のあたりくじが立て続けに3枚も出た。話題の売り場はサンパウロ市南部パレリェイロスにある。主催の連邦貯蓄銀行によると、05年にエスピリトサント州で2枚の大型あたりくじを出した売り場があったが、3枚同時は過去に前例がないという。この売り場自体も、創業以来14年間、大きな当たりくじが出ことがなかったという。この伝説で、今後、この売り場に人が殺到することは間違いなさそうだ。
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昨年の大晦日に、サンパウロ市西部ヴィラ・ソニアで、5歳の男児が銃の流れ弾を頭に受けて死亡する事件が起きた。亡くなったのはアルトゥール・アパレシード・ベンシド・シウヴァちゃんで、親類の家の庭で遊んでいる最中に急に倒れたため、頭からの出血も、最初は倒れた際のケガと思われたという。市警は既に容疑者を逮捕し、地裁に30日間の拘束請求を出したが、3日に釈放された。容疑者は空に向けて銃を撃ったことは認めたが、撃った場所が市南部で、事件現場に届くわけがないと反論している。
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大晦日に行われたイングランドのプレミアリーグの試合で、セレソンのセンターフォワードのレギュラーでもある、マンチェスター・シティのガブリエル・ジェズスが膝を故障し、途中退場。診断の結果、全治2カ月の負傷だったという。怪我は残念だが、W杯出場が危ぶまれるほどの大事には至らず、関係者をホッとさせた。