2021年に国際スポーツ大会「ワールドマスターズゲームス」が日本の関西地方を中心に開催されることが決まった。昨年同大会の卓球で優勝した脇村利恵子さん(61、山口県)と、当地で10年間卓球の指導にあたった武田俊男さん(48、神奈川県)が来伯し、同大会への参加を呼びかけた。
ワールドマスターズゲームスは30歳以上の成人・中高年の一般アスリートを対象とした生涯スポーツの国際総合競技大会。4年に一度開催され、2021年の関西大会では32種の競技が行われ、世界中から5万人の参加が見込まれている。
脇村さんは昨年ニュージーランド・オークランドで開催された大会の卓球女子60代の部の優勝者。今回、19日からサンパウロ州スザノ市で行われる卓球大会に出場するために来伯。武田さんは、脇村さんの経営する卓球場でコーチを務めており、卓球大会を視察する。
脇村さんは「昨年のオークランドの大会には世界中から4万人が集まって白熱した」と振り返り、「年齢や実力ごとにカテゴリーが分かれているから国際大会といえど気軽に参加できる。ブラジルからも多くの選手が出場することを期待します」と話した。
ワールドマスターズゲームス関西大会は2021年5月14日から30日まで開催される。詳細はHPで(http://www.wmg2021.jp/index.html)で確認できる。