昨日付本欄で報じた、サンパウロ市市内における29日から予防接種が可能な地域は以下の通り。まず、北部は全ての地域が対象。続いて西部はラポーゾ・タヴァレスのみで、南部はカッポン・レドンド、ジャルジン・アンジェラ、パレリェイロス、マルシラックなど。西部、南部はいずれも、感染の疑われる大サンパウロ市圏の他の市と隣接しているところだ。今回、対象にならなかったことで「自分たちの地域はまだなのか」と不安に思われる人もいるだろう。だが、「予防接種を受ける必要がないくらいにまだ安全」との考え方もできる。落ち着いて事態の推移を見守るのが一番だ。
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連邦直轄区の刑法裁判所は17日、ブラジリアのパプーダ刑務所で服役中のパウロ・マルフ元サンパウロ市市長に対して自宅軟禁を認めず、引き続き刑務所で受刑するよう命じた。マルフ氏は86歳と高齢で、ひとりで歩くのが困難なほど健康状態が悪化していることから、自宅での受刑を求めたが許されなかった。もっとも、20年ほども「汚職といえば×××」と言われ続けながら、見事に逃れてきたせいか、同情論はあまり聞こえない。
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一昨日に行われたサッカーのサンパウロ州選手権開幕戦で、早速波乱が起きた。昨年優勝のコリンチャンスは昨年決勝で対戦したポンテ・プレッタにレギュラー陣で臨んだがホームで0―1の敗戦。控え選手で対サンベント戦に臨んだサンパウロも良いところなく0―2で敗れた。まだグループ・リーグは11試合残ってはいるが、両チームにとっては苦いスタートとなった。