2月9日より韓国の平昌で開催される冬季五輪にブラジルが送る選手団は僅か9人だと、23日付ブラジル地元紙が報じた。
これは前回2014年のソチ五輪(ロシア)でのブラジル選手団の人数13人から4人少ない。
今回冬季五輪に参加するのはイザドラ・ウィリアンス(フィギュアスケート)、エジソン・ビンジラッチ、オジルレイ・ペッソーニ、ラファエル・ソウザ、エジソン・マルチンス(ボブスレー)、ミシェル・マセド(アルペンスキー)、ジャケリーネ・モウラン、ヴィクトル・サントス(クロスカントリー)、イザベル・クラーク(スノーボード)の9人だ。
ブラジルは国土の9割以上が熱帯地域に属するため、ウィンタースポーツは盛んではない。
また、冬季五輪は、第17回、1994年リレハンメル五輪(ノルウェー)以降はサッカー・ワールドカップと同じ年に開催される事もあり、国民の関心もほとんど高まらないのが実情だ。ブラジルどころか、熱帯諸国全体で見ても冬季五輪でのメダル獲得は一度もないが、平昌ではそのジンクスを破れるか?