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ダボス会議=テメル大統領「ブラジルの後退はない」=就任後の諸政策の成果を強調、投資を呼びかけ

スイスで行われている世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席しているミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は、現地時間24日の朝に演説を行ったと同日付現地サイトが報じた。
ダボス会議は世界70カ国以上から政治、経済、学究部門のリーダーが集い、地球規模の課題について議論する場。ブラジル大統領が同会議に参加するのは14年のジウマ氏以来だ。
テメル大統領は、労働法や教育制度の改革などの成果を強調すると共に、「今我が政権は、社会保障制度改革成立のために昼夜を問わず取り組んでいる」と語った。
国外投資を呼び込むための大切なPRの場であり、同大統領は今年10月の統一選挙についても触れ、「国内のいかなる政治勢力も、現政権のとっている道筋(社会保障制度改革)しかないことで一致している。選挙結果で、ブラジルが後戻りする事はない」と語った。
ダボス会議の創設者クラウス・シュワブ氏が、ブラジルに蔓延する汚職が、今選挙に与える影響について質問すると、同大統領は「ブラジルは、三権はもちろん、警察、徴税、監査などの各機関も独立して機能しており、法に反すれば誰でも裁きを受ける」と返答した。
テメル大統領は26日まで現地に滞在し、会議の参加者たちと積極的に会合し、ブラジルへの投資を呼び込むことに注力する。