サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの日本語上級専門家、福島青史を講師に招き、人文研研究例会第24回『言語政策理論から考える日系人のことばのデザイン』を来月1日午後6時半から、サンパウロ市文協ビル5階の県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で行う。
同一性の高い日本では「日本―日本語―日本人」という結びつきが強いが、ブラジルに移住した日本人にはこの図式は当てはまらない。「では、移住者や日系人のことばとは何なのか?」という問いについて、言語政策理論の観点から説明する。
福島さんは09年早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。著書に「複言語・複文化時代の日本語教育」(共著)凡人社、「異文化教育とは何か」(共著)くろしお出版。
入場無料。問合せは、同研究所(11・3277・8616)まで。
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