山口大学(岡正朗学長)は、サンパウロ総合大学(USP)、カトリック大学(PUC)と『協定式』を先月19日に行った。山口大学から三浦房紀副学長(山口県宇部市、67)と企画戦略部国際企画課の福岡雅之課長(岩国市、52)が来伯した。
山口大学の岡学長、三浦副学長は昨年のブラジル山口県人会創立90周年記念式典でも来伯し、USP、PUCの学長と協定についての話を進めてきた。
協定により、今後5年間の学術交流など情報交換のほか、留学など人材交流も予定している。学生が留学する際は山口県人会の宿泊施設を利用することも考え、同県人会館とUSPの学生寮も視察したそうだ。
山口大学が協定を結んでいるのは、92大学53学部。三浦副学長は来年秋から、2大学との留学制度開始を期待している。