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東西南北

 20日、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事はブラジリアで行われている「第8回世界水のフォーラム」に参加し、スピーチで「2014~15年の水危機の際、カンタレイラ水系で使用した未開水域からのくみ上げ用ボンベが、現在、北東部の旱魃対策に使われている」と発言し、自身の水危機対策の手柄として話した。確かに、カンタレイラの危機を断水することなく乗り切ったのは事実かもしれない。だが、放水制限を行った際に、貧しい地域の生活者の水道から水が出なくなった事実などは語られてはいないし、未開水域使用開始当初も説明が少なく、サンパウロ市民はヒヤヒヤだったもの。大統領選を控えた今では、全て美談か。
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 21日夜、リオ市議会の前では14日の殺害事件から1週間経ったことにちなみ、マリエーレ・フランコ市議を称える集会が改めて開催されることになっており、数千人の人たちが集まる見込みだ。マリエーレ氏に関しては、国連人権委員会に100を超える非政府団体がブラジルを告発する請求を提出するなど、追及の動きが後を絶たない。また、米国でも歌手や俳優などの有名人も彼女のことを話題にしはじめており、その存在は世界的に大きくなりつつもある。
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 20日にモルンビ・スタジアムで行われた、サッカーのサンパウロ州選手権準々決勝第2試合で、サンパウロは、ジエゴ・ソウザらの得点により、2―0でサンカエターノに勝利。第1戦での敗戦(0―1)を挽回し、逆転で準決勝に進出した。なかなか調子の上がらなかったサンパウロだが、ここからエンジンをかけていくか。