【既報関連】ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は2日、ヴァウテル・シルヴェイラ氏を新運輸相に、ジルベルト・オッシ氏を新保健相に、ネルソン・デ・ソウザ氏を連邦貯蓄銀行(Caixa)新総裁に任命したと、2日付現地サイトが報じた。
これらの人事は、今年10月7日に行われる統一選挙に出馬する閣僚は、半年前の4月7日までに大臣職を退かねばならないという法令に基づいている。
リカルド・バロス氏(進歩党・PP)が務めていた保健相には、PPの推薦でオッシ氏が就き、オッシ氏がそれまで務めていたCaixa総裁には、副総裁のネルソン・デ・ソウザ氏が就いた。
オッシ氏はこれまでにも、都市相(2014年3月~15年1月)や国家統合相(15年1月~16年4月)を務めた経験がある。
運輸相はマウリシオ・キンテッラ氏(共和党・PR)が務めていたが、同氏が連邦上議選に出馬するため、ヴァウテル・シルヴェイラ氏が後任に就いた。同氏は運輸省の輸送インフラ局(DNIT)局長を務めていた。
保健相に就くオッシ氏の後任としてCaixa新総裁に就くネルソン・デ・ソウザ氏は、これまでに同行の人事部長や総裁付室長、ブラジル北東地方統括、勤続期間保障基金(FGTS)統括を歴任。14年には北東銀行総裁に就き、15年からはCaixaの住宅融資部門担当副総裁を務めていた。
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