4日、最高裁でのルーラ元大統領への人身保護令適用か否かの判事投票の結果が出る前に、ジウマール・メンデス判事は最高裁を後にし、ポルトガルのリスボンへ渡航した。リスボンでのイベントはかなり前に決まっており、同判事は、初日の講演を終えた後、この審理のためだけに一時期国していた。もとはといえば、当初「2審有罪で刑執行」に賛成だった同判事が意向を翻したことでややこしくなっていた今回の問題。HC適用派が勝っていたら、反対派の国民が同判事を目の敵にしたであろうことは想像に難くない。投票の順番を変えてもらい、途中退場してのリスボン行きは、「袋叩きに合う前の脱出」という意味もあったのだろうか。
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4日、サンパウロ市地下鉄4号線のオスカー・フレイレ駅が開通したが、入り口の一つはまだ工事中で、そこが使えるのはしばらく先とのこと。当初の予定より8年遅れでの開業だったのに、きちんとした形でのスタートにはならなかった。それでも、4日夜のTVでは早速、州政府のCMが流れ、アウキミン知事辞任前の地下鉄の駅開業ラッシュは州政府の手柄の如く語られた。5日開業の5号線モエマ駅、6日開業のモノレール4駅はいかに。
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4日開催のサッカーのブラジル杯4回戦、サンパウロはアトレチコ・パラナエンセに1―2で敗れた。サンパウロはパラナエンセの本拠地、バイシャーダ・アリーナではこれで19年間も未勝利だ。サッカーにも相性はあるだろうが、ここまで勝てないのはよほど苦手ということか。同カード第2戦はサンパウロの本拠地モルンビで行われる。