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有料でも殺到、近現代史に重点=ポ語の日本史講座が再開

第1回講座の様子(提供写真)

第1回講座の様子(提供写真)

 ブラジル漫画協会(佐藤フランシスコ紀行会長)と三重県人会(下川孝会長)による『日本の歴史講座』(全9回、ポ語)の第1回目が、先月17日に三重県人会で開催された。
 昨年は毎回200人を集めて大好評だった同講座。「今年も続けて欲しい」との参加者からの強い要望を受け、再開された。昨年は全回無料で経費が嵩んだことから、今回は1回3時間で35レアルとしたが、すでに申込者は88人に上った。
 日系、非日系を問わず、日本の詳しい歴史をポ語で知りたいという要望が高まっているようだ。
 佐藤会長によれば、「昨年よりも熱心な方々が集って下さり、質問もたくさん飛び交った」と手応えを語り、「今年は古代より日本の近現代史に時間をより多く割いて講義を行いたい」と見通した。