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東西南北

 12日付アゴラ紙によると、18年1月から3月にかけて、サンパウロ市が市民から受けた苦情が3倍に増えていたという。苦情の数は5346件で、前年同期の1807件から一気に増えた。ジョアン・ドリア前市長は、就任直後の3カ月間の苦情の数を半分以下に減らしていたが、それがぶり返したどころか、2011年以降で最悪となった。苦情の理由第1位は770件あった倒木で、これが前年同期比で10倍以上になったという。サンパウロ市役所は「2017年の苦情への対処率は他の年より高かった」と反論しているが、18年は苦情件数そのものが一気に増えてしまった。ドリア前市長への市民の熱の冷め方に比例している気も。
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 10日未明に建物の正面に巨大な落書をされてしまい、話題になったサンパウロ市セー区のパテオ・ド・コレージオ。教会の運営者によると、この落書の除去は非常に難しいという。理由は、落書に使ったペンキが非常に消えにくい性質のもので、それが壁だけでなく、建物の木材部分にまで到達しているからだという。ブルーノ・コーヴァス市長は事件以来、同教会周辺の警備の強化も行っている。
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 11日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯、パルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケでアルゼンチンのボカ・ジュニオルスと対戦。試合終了間際に先制したものの、その直後に得点を許し、1―1の引き分けに終わった。パルメイラスとしては手痛い結果となったが、相手は優勝候補の呼び声高いボカ。そこと互角に戦った上、なおもグループリーグ首位を保ったなら御の字か。