松柏学園・大志万学院(川村真由美校長)は「18年度運動会」を5月5日午前8時から午後4時半まで、SESIサントアンドレ(Praca Dr. Armando Arruda Pereira, 100, Santa Teresinha)で行う。最寄駅はプレフェイト・サラジーノ。
今年のテーマは「千姿万態・Quebra-Cabeca(パズル)」。大小異なる様々な形のピースでパズルが構成されるように、人も千差万別。「一人一人が己の役割を果たし、互いに協力し合うことで、運動会という一つの〃パズル〃を作り上げてゆく」――そんな思いが込められている。
実際に運動会の準備には、全校生徒430人が取組んでいる。今年2月に運動会の委員長が選任され、そのもとで準備を開始。全校生徒に役割が分担され、招待状作成から運動会で使用される小道具に至るまで、生徒が主体となって準備にあたってきた。
今回委員長となったのは、大万9年生の宮崎翔吾さん、照屋真由美さん、半沢剛ガブリエルさんの3人。「全学年の生徒を見るのは大変」と頭を抱えるも、「全てを取りまとめる先輩の姿に憧れて委員長になった。最後までがんばりたい」と口を揃える。
引率した体育の木村明美教諭は「教師は裏から支えるだけ。いずれ社会に巣立っていく子供たちにとって、年齢を超えて共同で作業することは不可欠。よい経験になるはず」と意義を語った。
当日は午前の部は1歳半から4年生まで紅白に、午後の部は5年生以上が4色に分かれて行われる。リレー、綱引き、鈴割などの様々な種目のほか、生徒自らが考案した父兄参加の種目も用意されている。
松柏2年生の宮崎真優さん、田原英治エリキさんは「チームのために助け合って、一人一人が全力を出す。皆が団結して一つのことを成し遂げる姿をぜひ見に来て頂ければ」と来場を呼びかけた。問合せは同校(11・5908・0019)まで。