ブラジル中銀が25日に発表したデータによると、今年の第1四半期にブラジル人が国外で消費した金額の総計は49億3200万ドルに達した。この数値は昨年第1四半期の44億7400万ドルと比較すると、10・2%の増加で、2015年第1四半期の52億3200万ドル以来、第1四半期の結果としては最大の金額だ。
また、今年第1四半期に、外国人がブラジル国内で落とした金額は19億3400万ドルで、昨年同期の18億4600万ドルより4・7%増えている。
3月だけ見ると、ブラジル人の国外での消費金額は15億2400万ドルで、2017年3月の15億3300万ドルと比較すると、0・5%マイナスだ。
また、3月に外国人がブラジルで消費した金額は5億4400万ドルで、2017年3月の6億5000万ドルより16・3%減った。
ブラジル人の国外消費の方が、外国人のブラジル国内消費よりも大きいため、3月の旅行収支は9億8000万ドルの赤字となった。第1四半期の収支は、29億9800万ドルの赤字だった。(25日付アジェンシア・ブラジルより)
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