「喜多方ラーメン祭り」に来たヴィトル・セニシさんとマヤラ・ホンダさん(本文写真)は、専門店「あすか」や「ラーメン和」にも足を運ぶラーメン好きカップルだ。
今回の感想を聞くと、セニシさんは「あまり好みじゃない」と辛口コメント…。ラーメン人気が高まるにつれ、味にこだわる客が増えている。
福島県人会は日本製の袋ラーメンに、手間をかけた鶏がら出汁やチャーシューなどのトッピングを加えて30レアル(約900円)で勝負した。東洋街で10レアル以内で買える袋ラーメンをベースに使っていることや、人気店「あすか」のラーメンが20レアル(約600円)ほどであることを考えると強気な価格設定とも言える。
300人来場だから十分に立派だが、目標は1千人だったから課題は残る。味を追求するか、低価格か、別の付加価値を加えるか。県連日本祭りではもうひと工夫必要なようだ。(陸)