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移民110周年=7月中旬から約2週間か=眞子さま、ブラジルご訪問=お立ち寄りに期待の声続々

パラグアイ日本人移民80周年に臨席された眞子さま(提供・パラグアイ日本人会連合会)

パラグアイ日本人移民80周年に臨席された眞子さま(提供・パラグアイ日本人会連合会)

 秋篠宮同妃両殿下のご長女・眞子さまが、7月中旬から約2週間かけてブラジル公式訪問を検討していると宮内庁が27日に発表したとして、朝日新聞や毎日新聞など複数の日本メディアが報じている。眞子さまの海外公式訪問は、昨年のブータン王国に続く4回目。今回、ご滞在予定が約2週間ということが新たに明らかとなり、全伯各地から眞子さまのお立ち寄りを期待する声が相次いでいる。

 ブラジル日本移民110周年祭典委員会の菊地義治実行委員長は、「非常に良い知らせ。日系社会は眞子さまを大歓迎します」と胸を弾ませ、「ご滞在が2週間ほどであれば、サンパウロ州にも3、4日と余裕を持ってご滞在頂き、サントスにも足を運んで頂けるのでは」と期待を語った。
 ノロエステ連合日伯文化協会の安永信一会長も「それを聞いて安堵しました」と喜びを表わした。サンパウロ州奥地への皇族ご訪問は、移民50周年の三笠宮同妃両殿下のお立ち寄り以来で、実現すれば実に60年振り。
 7月21日の県連日本祭り内での移民110周年記念式典の翌22日に、プロミッソンでは入植百周年祭が開催される。他よりいち早く準備を行ってきた同地では、当日のプログラムも既に決定している。
 「眞子さまにご出席頂ければ、その時間に合わせて式典を開催する。およそ一時間半ほどを想定し、要人の挨拶から記念塔除幕まで時間を全て計算し、計画を煮詰めている」と語り、万全の準備が整いそうだ。
 リオ州日伯文化体育連盟の鹿田明義理事長は、外交樹立120周年の15年に秋篠宮同妃両殿下がお立ち寄りになった際、会館で歓迎式を行ったことに触れ、「カイピリーニャをお召しになり、サンバのステップを笑顔で踏まれる場面もあった」と懐かしんだ。
 「皇族がブラジルをご訪問される際は、必ずリオにお立ち寄り頂いている。この度もぜひ来て頂きたい」と語り、歓迎式準備に向けて調整を進めていくと意気込んだ。
 先月、首都ブラジリアで開催された皇太子殿下の歓迎レセプションでのご接見に際して、移民110周年の皇族ご訪問を懇願していたパラナ州日伯連合会の上口寛会長も「大変素晴らしい」と喜びの一言。いち早く眞子さまご訪問を想定した旅程を組んでおり、来月1日に開催される木村元総領事との会合で、最終的な旅程を確定させる見通しだという。
 アマゾナス州マナウス市の西部アマゾン連合会の錦戸健会長は「秋篠宮殿下は、礼宮さま時代の88年にマナウスに立ち寄られた」と懐古。生物学に関心のある殿下は、アマゾン自然科学博物館の落成式にご臨席され、淡水魚に特に関心を示されたという。
 これまでパラー州ベレンに皇族がお立ち寄りになる機会は度々あったが、マナウスは88年以来。「眞子さまご訪問が実現すれば、実に30年振り。最近、領事が慰霊碑を訪ねてきた」と期待感を示しつつ、「マナウスに縁ある殿下のご長女とだけあって、今回は是非ともこちらで歓迎したい」と語った。


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 眞子さまご来伯にコロニアで期待が高まっている。今のところ、ご訪問の可能性がささやかれているのは、首都ブラジリア、パラナ、サンパウロ、リオ、マナウスあたりのよう。もちろん発表はまだ先なので、本当のところは不明。「2週間」といっても、往復だけで3日間もかかるので、実質は10日間ていどか。もし5カ所も回られるのであれば、それなりに強行軍になるかも。できるだけ多くの日系の若者に歓迎準備に参加してもらい、各地の日系社会活性化の起爆剤にしたいところだ。