ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の4月度代表者会議が26日、文協ビル内の県連会議室で行なわれた。サンパウロ市の日本移民110周年記念式典会場やギネスなどについて説明があったほか、菊地義治ブラジル日本移民110周年祭典委員会実行委員長から移民の日法要への出席が呼びかけられた。
市川利雄日本祭り実行委員長によると、移民110周年記念委員会が日本祭り会場内の式典会場で記念イベント、式典を行うのは7月21日午前10時から午後1時。式典は午前11時から正午までの1時間となる。それ以外の2時間で会場中央の300人収容可能な舞台で各団体による芸能発表が行なわれる。
式典会場は舞台を囲むように一般客4190人、日本からの訪問団など招待客340人が入るスタンド席が設置される。舞台前方にステージがあり、眞子さまや日伯政府関係者など賓客30人が座る。
式典参加には入場券が必要となるため、会議参加者らに各県人会会員の入場希望者数の把握が呼びかけられた。
太鼓演奏など舞台での発表は各団体10分ずつとなり、遅れが出ないよう練習中という。
正午半からはギネス記録審査を予定。サンパウロ・エキスポ2階の800平米の会議室で行われ、隣接する200平米の会議室を来賓らの休憩所にする。22日は鹿児島県人会の創立105周年記念式典も行われる。
今後5、6人の和食料理人をギネスレコード社に提案し、同社が審査員を選出する。
会議当日までにギネス記録への参加申請を出したのは45県人会と6団体。549皿の日本料理が提出された。5月4日までに出品料理が確定される予定だ。
また、菊地祭典実行委員長から6月17日に執り行われる「移民の日」法要への参加が呼びかけられた。当日は県連とブラジル仏教連合会(仏連)共催の仏式法要が午前8時半からイビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑前、午前10時半から文協大講堂で文協と仏連が執り行う。サンゴンサーロ教会の先駆者慰霊ミサは翌18日に予定されている。
会計報告では、収入21万9780・23レ、支出は22万1761・03レとなった。
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