「ポルトガル人日本上陸475周年イベントを9月にリスボンでやります。ぜひブラジルからもご参加下さい」―日ポ交流イベントを主催する「文化国際センター(CIC、在リスボン)」の代表ネルソン・ファリア・デ・オリベイラさんは先月25日に来社し、そう呼びかけた。
1543年に種子島に漂着したポルトガル人が、ヨーロッパ人として日本に初上陸し、鉄砲を伝えた。それから475年となる。
ネルソンさんはリスボン在住で、ポルトガル系三世のブラジル人。父の代から日系びいきで、日ポ伯の交流にこだわる。
フランシスコ・ザビエルが平戸で布教をした縁から、今年10月には長崎で記念イベントが予定されており、「ポルトガルからも使節団を送り込む」と意気込む。
「9月のイベントの日時は未定ですが、盛大にやりたい。ブラジルの長崎県人会、広島県人会に呼びかけて、リスボンで原爆展をやるつもり。ブラジル日系人の協力をえてポルトガルから世界平和を訴える」との抱負を語った。
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