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東西南北

 昨日付本紙でも報じたように、明日19日と明後日20日はサンパウロ市で毎年恒例の一大文化イベント「ヴィラーダ・クルツラル」が行われるが、その目玉出演者だったシューシャが17日、出演を急遽キャンセルすると発表した。理由は体調不良によるものだという。シューシャは最近、母親と死別した直後でもあるので、その心労もあるのかもしれない。シューシャの代理としては、2000年代前半にブラジルで一世を風靡し、先日、再結成したばかりの女性アイドル・グループ、ルージュが出演する。ヴィラーダは、長時間で実にたくさんの出演者がいるイベントなので、楽しんでほしい。
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 14日未明、サンパウロ州ポント・フェレイラのガソリン・スタンドで、泥酔した20歳の軍警が、併設の店の従業員ウイリアム・カルリーノ・ファデルさん(39)を射殺する事件が起きた。この軍警はこの日は非番だったが、事件当時は泥酔状態にあったという。軍警はこの後すぐに車で逃げたが、2人の女性と1人の子どもが乗っていた車と衝突。衝撃でエアバッグも開いてしまったが、軍警はさらに8キロ逃げ続け、力尽きたところでご用となった。一体、彼に何が起きたのか。
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 17日のサッカーのリベルタドーレス杯。パルメイラスはグループ・リーグ最終戦となった対ジュニオル・バランキージャ戦も3―1で快勝。これで、5勝1分で勝ち点16となり、決勝トーナメントは16チーム中最高の勝ち点での通過となった。同トーナメントにはサントス、グレミオ、フラメンゴも通過を決めている。