サンパウロ州立移民博物館は、『第23回移民祭り』を6月3、9、10日の3日間、午前10時から午後5時まで、サンパウロ市モッカ区の同博物館(Rua Visconde de Parnaiba, 1316)で開催する。入場料10レ。メトロのブレッセル・モッカ駅から徒歩10分程度。
日系をはじめブラジルに移住した50カ国以上のコミュニティーの文化や歴史を称えるために開催される祭で、昨年は2万2千人が来場した。
39カ国の郷土料理、約21カ国の工芸品販売が行われるほか、ステージでは各国の伝統芸能グループが舞踊や民謡など46演目の伝統芸能を披露する。3日正午には天竜和太鼓が発表する。
そのほか、今年は新しく食料品店も設置され、日本、イタリア、スペイン、ポルトガル、シリアの食料品が販売される。
民族料理の調理方法を実演紹介する「サボール・パウリスタ」では、10日午前11時から味噌ラーメンの作り方を紹介。各国の工芸品や踊りのワークショップ、世界の歴史について学べる子供向け体験スペースでは、9日午後3時から日本の神話について発表される。
問合せは、同博物館(11・2692・1866)まで。