大型の寒波が到来し、サンタカタリーナ州の山間部では、最低気温が零下を記録した町が続出。霜を集めて作った雪だるままで登場した。
りんごの里として知られるサンジョアキン市のペリコ渓谷では、24日未明に零下6・5度を記録した。同市では、市街地でも零下5・2度を記録しており、市街地も郊外の草原なども、皆、霜で覆われて真っ白になった。霜を集めて雪だるまを作る人まで現れた。
同州では、パイネル市で零下7・2度を記録した他、ボン・ジャルジン市で零下6・8度、ウルペマ市でも零下6・3度など、山間部の町々で軒並み、零下を記録した。
また、厳しい冷え込みにより、高速道路などの路面も凍りつき、スリップ事故などが起きやすくなっているので注意が必要だ。
ブラジル南部では25日も早朝は霜が降りる、寒い日が続く見込みだ。
なお、ブラジル北東部では海岸部を中心に強い雨が降っており、土砂崩れなどが起きる可能性もある。雨の区域は、北東部の海岸部とブラジル北部、中西部の一部となっている。(24日フォトス・プブリカス、グローボプレイサイトより)