サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は『5月度定例役員会』を、24日午前11時半から援協本部ビルで開催した。
冒頭、与儀会長は先月28日の定期総会が「何事もなく無事にできた」として、昨年度事業及び決算報告、今年度事業計画及び予算が承認されたことを報告。評議員から日程変更の要望が出ていた「日伯友好病院創立30周年記念式典」については、9月22日(日)午前11時に変更されたと発表した。
また、当日の議題では日伯友好病院創立30周年記念委員会並びに、自閉症児療育学級(PIPA)本部建設委員会のメンバーを承認。
後者については、将来的な生徒数の増加を念頭に新たに本部の建設、移転を見込む。井上健治副会長によれば、今後、州政府と交渉し、午前、午後の2部制への移行を検討してゆくという。
その後、各委員会、各施設から報告を実施。さくらホームは7月21日から4週間に及び開催される「第50回桜まつり」に向け、整備が進む日本庭園造園の進捗状況について報告。そのほか、あけぼのホームでも7月29日に「第40回つつじ祭り」が行われるなど、今後イベントが目白押しだ。
また、JICAボランティアで援協傘下の各施設に派遣されていた与那嶺順子さん、伊牟田浩子さん、増田愛さんの3氏が帰国挨拶。任期を終えて充実した面持ちで、それぞれ援協に対して感謝の意を述べた。
日伯友好病院を除く、先月の決算は101万795レアルの赤字を計上。ただし病院を含む全体では、約739レの黒字となった。
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