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ギネス挑戦=「祖先へ感謝、未来に記録」=47県人会で世界記録目指す

ギネスチームの皆さん

ギネスチームの皆さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が主催する『第21回日本祭り』の目玉企画の一つ、ギネス記録の企画を進めるギネスチームが先月21日に記者会見を行い、参加する県人会や団体に感謝を述べた。
 ギネス挑戦は7月21日に日本祭り会場2階で行われ、午前7時から正午までの間に、準備から審査、結果発表が行われる。47県人会と6団体の参加が決定しており、現在までに提出された料理は549食だ。
 審査員となるギネス社員1人、4人の日本料理家のために、品被りのチェックを終えた料理を登録した「ログブック」も作成中。審査後すぐに結果が発表され、午後7時に記念撮影、参加団体全てに賞状が授与される。
 費用約10万レとなる同事業に、日本祭り実行委員長、21人のギネスチームの一員である市川利雄さんは「全県人会が集まるのは初めて。将来に残る記録を作りたい」と意気込む。
 チームの一人、市川幸雄エウシオさんは「ギネス事業はブラジルの地に日本文化を根付かせた先祖への感謝とともに、未来に繋ぐ記録でもある。ただでさえ日本祭りで忙しい中、全県人会が参加してくれたことに感謝したい」として、チームを代表し参加団体に謝意を示した。