ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「5月度代表者会議」が先月24日、文協ビル内の県連会議室で行なわれた。2ヵ月後に迫る『第21回日本祭り』内で行われるギネス記録、110周年記念式典の時間変更などについて報告が行われた。
7月21日午前11時から正午までとされていたブラジル日本移民110周年記念式典は正午から午後1時まで、芸能ショーは午前10時から正午までに変更となった。前日夜にパラナ州マリンガ市で行われる記念式典に眞子さまがご臨席されるため、その移動時間を考慮した。
また、式典には16県の知事や議長などが参加することが発表された。山田会長は「日本から来伯される方には、式典がよく見えるVIP席を用意したいので、県人会会長は日本側の参加者を早めに県連に連絡するように」と呼びかけた。
ギネス記録には、47都道府県と6団体が参加する。また日本祭り実行委員長の市川利雄さんは「サンパウロ市内の日本食料理店10店程度にも出品してもらい、サンパウロ市の日本食が認められたということにもしたい」と提案した。
郷土食コーナーの参加県人会数は46。今年は同コーナーの面積を昨年より28%広げ、4万8千平米とした。そのほか、110周年記念委員会が豚骨ラーメンを出品するほか、出品料理の種類が増えた県人会も。
そのほか、菊地義治110周年実行委員長からは協力券購入の協力、6月17日に執り行われる開拓先亡者追悼法要への出席が呼びかけられた。また、印刷会社のグラフィカ・パウロスの島袋レダ共同経営者から同法要に向け、船上で亡くなった戦前移民の記録を残すプロジェクトについて発表があった。
4月度会計は日本祭りの出展者、スポンサーから入金があり、収入52万1143・06レ、支出が17万5721・96レとなった。
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