■ひとマチ点描■パウリスタ大通りの大日章旗 2018年6月20日 巨大な日の丸(Foto: Jiro Mochizuki) これほど巨大な日の丸が南米一の目抜き通りに出現したことは、歴史上初めてでは――日本移民の日の18日夜から翌朝まで、パウリスタ大通りにあるサンパウロ州工業連盟(Fiesp)が粋なオメナージェン(顕彰)をした。ビルの壁面全体を覆った電飾を使って日の丸の旗を映し出したのだ。 同連盟は、工業分野ではブラジルを代表する団体であり、それが自主的に日本移民110周年を記念して、このような特別な配慮をした。百周年ほどの盛り上がりはないにせよ、徐々に盛り上がってきたことは間違いなさそうだ。(深) 移民の日 移民110周年 サンパウロ 2018-06-20 Nikkey Shimbun