ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》道路はガラガラ、小売がた落ち=W杯のブラジル代表の試合日

《ブラジル》道路はガラガラ、小売がた落ち=W杯のブラジル代表の試合日

 ロシアでのW杯でブラジル代表チームが試合を行う日は、公共機関も業務を停止したりしているが、第2戦が行われた22日の午前中は、道路もガラガラで、小売はがた落ちだったとのデータが発表された。
 シエロと呼ばれる会社の携行用カード読取機の使用場所や使用回数などを基にし、競合会社の機械や他の支払方法なども考慮して算出した、シエロ拡大小売指数(ICVA)によると、22日午後2時現在の小売販売は、通常の金曜日の平均売上を36・6%下回ったという。シエロ社は、この日1日の売上は、通常の金曜日の平均と比べて、26・4%少なかったと見ている。
 この日の売上は部門によってかなり差があり、衣料品店は午前中で60・4%減、1日の流れで見ても39・4%減だったと見られている。
 バールやレストランの場合も、午後2時現在の売上は金曜日の平均を25・4%下回ったが、1日を通してみると、8・8%減で終わった。
 試合によって最も恩恵を受けたのはパン屋で、試合直前をピークに、午前中の売上は金曜日の平均の28・7%増を記録した。1日の売上でも11・4%増となったと見られている。(22日付G1サイトより)