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愛の募金活動、今年で43年目=日本人学校、福祉4団体に寄付

贈呈式に出席した関係者

贈呈式に出席した関係者

 サンパウロ市カンポ・リンポ区にあるサンパウロ日本人学校(吉田直人校長)は「愛の募金活動」で父兄から集めた物品および寄付金を、日系福祉4団体に寄付した。26日、援協本部の駐車場で贈呈式が行われた。
 PTA社会奉仕部が毎年実施しており、今年で43回目。衣類、雑貨、食器、靴、タオル、本など生活用品70箱以上が希望の家、こどもの園、憩の園、サンパウロ日伯援護協会、やすらぎホームに寄贈された。
 吉田校長は「毎年渡すのを楽しみにしながら活動している。このような活動を通し、日系社会と共に歩んでいきたい」と話し、同社会奉仕部の出戸恒子部長も「遠く離れたブラジルで安心して暮らせるのは日系社会の皆さまのお陰。少しでもお役に立てれば」と語った。
 福祉4団体を代表して挨拶した与儀昭雄援協会長は「政治経済情勢の厳しいなかで、このような支援はとても有り難い。心からのお礼を申し上げる」と謝意を述べた。