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 『JICAボリビア通信』第26号には、ウユニの「列車の墓場」について書いてあった。鉄道ファンならずとも興味のわく名称だ。いわく《ウユニの東側(ウユニ塩湖とは反対)には、「列車の墓場」がある。今は使われていない真っ直ぐな線路、そして、赤く錆びたたくさんの機関車、車両、貨物が放置されている。ここから太平洋の港へと塩や鉱物を運んだ重要な路線である。かつての繁栄ぶりを想像しながら線路の上を歩くのは何とも味わい深い》とのこと。今もウユニ駅から西に向かってチリ国境付近のアバロアまで支線が延びている。週1往復だけ運行するとか。滅多に乗れない幻の列車だ。アバロアは《国境の駅であるが、ものものしい警備施設などはない。ボリビアとチリには国交がないのだが、その事実を忘れさせてくれる》とのこと。国交すらないのに自由に行き来できる国境。実に南米らしい場所ではないか。
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 ジャパン・ハウスは、講演会『第五の味覚・旨みの歴史』を11日午後7時から同館(Avenida Paulista, 52)地上階で開催する。現在、開催中の「Aromas e Sabores(香と味)」展の関連企画。旨みは、明治41年に旧東京帝国大学の池田菊苗博士が初めてその正体がグルタミン酸であることを発見。当地でも、ブラジル味の素が旨み調味料「味の素」を販売して広まりつつあるが、日本人ならではの繊細な感覚として片付けられ、体系的な理解がされていないのが現状かも。旨みが何かを知ることで、日本食の深みを理解することができそう。入場無料、整理券配布は午後6時から。